もともとは委託業者が入っていて、開設して5、6年たった頃に「給食」を見直す話が挙がりました。

理由は、利用者様の「味に対する飽き」や、どうしても調理の手順が多いので、前倒しで作り始めてしまう都合で「実際に提供するときには料理が冷めてしまっている」という課題がありました。

冷凍食材は、調理が湯煎などで簡単にできるので、高い温度のまますぐに出せます。そのスピード感がいいと思いました。

あとは、管理された状態のものが配送されてくるので衛生状態がいいこと。用意する時間も短くて済むので喫食直前に準備すればよく、衛生面で良い状態を保てて「安心できる」という点も重要でした。

「食べたい料理を温かいまま食べられる」という、本来あたり前のことが、やはり好評でした。味についても、今までは作る人によってバラツキがありました。

でも、グローバルキッチンの商品は、味がはっきりしていてバラツキがない。利用者様からも「美味しい」と声をいただくことが多いです。人気のメニューは魚。朝食では卵系の料理が人気で、残食も少なく好評です。

行事食では、2022年「夏越しの祓え」献立の天ぷらは好評でした。以前は、どうしても提供するまでに冷えて固くなってしまうこともあり不人気でしたが、グローバルキッチンを導入してからは温かいまま提供できるのが理由だと思います。

＜夏越しの祓え献立　実際の写真＞

良くなったと思います。作業工程も分かりやすいので、グローバルキッチンを導入してから苦労した点はなかったです。新しく入ったスタッフに指導するときも、解凍するだけなので、「湯煎が何分、冷蔵解凍は前日に冷蔵庫に移す」といった説明で済み、指導にも苦労はありません。

人件費という面でも、調理する時間が短くなったことで、そこに人員を割かなくてよくなりました。何より、用意が簡単で美味しい。グローバルキッチンは、そこが一番いいと思っています。

いろいろな会社を比較しました。ただ単に安いもの、という選択肢はなくて味が美味しいことが大切でした。グローバルキッチンは、魚もびっくりするくらい美味しくて、コストパフォーマンスが良いと思っています。

営業担当者が、きめ細やかに対応してくれたこともポイントでした。本当によくしてもらって、利用開始してからも、ずっと頼りにしています。

ーー本日は貴重なお話をありがとうございました。