ノロウイルス流行の季節到来、対策は万全ですか?
こんにちは、商品課のおふじです♪v('∇'*)⌒☆
暖かい日があると思えば、北風の冷たい寒ーい日もあり、なかなか体調を保つのに苦労します。間もなく冬、おふじはこたつでアイスを食べるのがプチブームです(*'-'*)
今週のテーマは冬季に流行する感染症の代名詞<ノロウイルス>( ̄▽ ̄;)
経験者の方も、まだ罹ったことのない方も、今一度ノロウイルスについて知識を深め、かからない準備をしましょう!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)♪
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液など対症療法に限られるため、次の予防対策を徹底する必要があります。
罹患者が身の回りにいる場合・・・患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるため3つのことに注意が必要です。
①食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう
②下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう
③胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。
特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。
また調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。この殺菌には、次亜塩素酸ナトリウムや加熱による処理があります。調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)で浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。
また、まな板・包丁・ヘラなどの調理器具・食器・布巾・タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。なお、二枚貝などを取り扱うときは、専用の調理器具(まな板、包丁等)を使用するか、調理器具を使用の都度洗浄、熱湯消毒する等の対策により、他の食材への二次汚染を防止するよう、特に注意するよう気を付けましょう。
日々の手洗いがとても重要!ということで手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法は?いつ洗うのがベスト?
【方法】
爪は短く切り、指輪等をはずします。石けんを十分泡立て、手指を洗浄します。すすぎは温水による流水で十分に行い、清潔なタオル又はペーパータオルで拭きます。石けん自体にはノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。
【おまけ】消毒用エタノールによる手指消毒は、石けんと流水を用いた手洗いの代用にはなりませんが、すぐに石けんによる手洗いが出来ないような場合、あくまで一般的な感染症対策の観点から手洗いの補助として用いてください。
重要なのは方法だけじゃない!【タイミング】も同じ位大切です
★調理を行う前(提供側の場合提供前)★食事前★トイレ後★下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換等を行った後(手袋をして直接触れないようにしていても)
以上、かなり詳細になりましたが、予防と対策でした。
冬は乾燥の季節、「手洗い大事」と言えど、気になるの「うるおい」。特に冬は乾燥もあり、度重なる手洗いでかさつく手が気になりますが、しっかりとした手洗いの後、保湿をして補ってあげましょうm(*T▽T*)m
いつ洗うのかで、感染経路拡大を断つことができます!ご参考にしてみてください。
今冬を快適に過ごせます様に...<(_ _*)X(*_ _)>