食中毒にご注意を
こんにちは♪商品課 もも です。
雨降りが続く季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。今日は貴重な晴れ間なのでお洗濯日和ですね!
湿気の多い季節は食中毒も気になります。例年、冬場はノロウイルスなどのウイルス性食中毒の発生が多く、高温多湿となる夏場は細菌性食中毒の発生ピークとなります。
細菌とウイルスによる食中毒発生時期(事件数)
厚生労働省ホームページ 平成29年食中毒発生状況
食中毒とは
「食品に起因する胃腸炎・神経障害などの中毒症の総称」と定義されています。有害な微生物や化学物質を含む飲食物を食べた結果生じる健康障害のことを指し、多くは急性の胃腸障害(嘔吐、腹痛、下痢など)を起こします。
食中毒菌が増殖する3つの条件
- 栄養・・・ヒトにとって栄養となる食品は、細菌にとっても栄養源となります。調理器具類に残った食べ物や汚れが細菌にとって栄養源となります。
- 水分・・・細菌は食品中の水分を利用して増殖するため、食器の乾燥が不十分だと細菌のエサとなります。
- 温度・・・ほとんどの細菌は、10~60℃で増殖し、36℃前後で最もよく発育します。
以上3つの条件がそろい、時間が経つと、細菌が増殖し、食中毒が発生する可能性が高くなります。
食中毒予防の3原則
- つけない(清潔)・・・手には様々な雑菌が付着しています。調理前やトイレ後など必ず手を洗いましょう。
- 増やさない(低温)・・・細菌の増殖は10℃以下ではゆっくりとなり、マイナス15度以下では増殖が停止します。生鮮食品やお惣菜などを購入したら、できるだけ早く冷蔵庫に入れ、低温で保存しましょう。ただし、冷蔵庫でも細菌はゆっくりと増殖するので、早めに食べることが大事です。
- やっつける(加熱)・・・ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。食品の中心部を75℃1分以上加熱することが目安です。また、布巾やまな板、包丁などの調理器具も、洗剤でよく洗った後に熱湯をかけて殺菌しましょう。